スペイン漫画賞受賞記念 駕籠真太郎先生 現地レポート!

第19回「Salon del MANGA de BARCELONA」(2013年10月31日~11月3日、スペイン)にて、本年度スペイン漫画界で貢献度&話題性の高かった日本漫画家として駕籠真太郎先生が受賞されました! 現地でのサイン会やワークショップなど、沢山のイベントを密着レポート!

文・写真=齊藤和美

2013年12月19日公開

駕籠真太郎 in バルセロナ

第31回Salon del MANGAに我らが駕籠真太郎先生がご招待されました。
(今年は他に、キャプテン翼の高橋陽一氏、ドラゴンボール監督の西尾大介氏、バンダイナムコの馬場英雄氏、ゲーム制作の松山洋氏、アニメソング歌手など。)

Salon del MANGA de Barcelonaとは日本の漫画・アニメ・ゲーム等の100を超えるグッズショップが一挙に集まる1年で最大のスペインのお祭りイベントです。4日間で12万人の入場者。5~6時間かけてやっと入れるというのに誰もが陽気で楽しそう。

会場内では「着物の着付け公開講座」「まぐろの解体ショー」「懐石料理」「相撲の技披露と試合」「武術:剣道・合気道・空手」「アニメソング・カラオケコンテスト」「コスプレ大会」「習字」「碁」「パラパラ」など日本文化の紹介、ゲームの新作紹介コーナーあり、日本食のみの屋台あり(うどん、寿司、牛丼、焼きそば、焼き鳥、たこ焼き、かき氷、大福など)あらゆる日本がいっぱいです。コスプレは進撃の巨人が一番多かったが、セーラームーン、ワンピース、血だらけのアリスやゾンビ、原宿っぽいロリータ、着物、浴衣の男女も多くバラエティーに富んでとても楽しい。「コスプレして楽しもう!」という感じが伝わります。

メディア取材

多くのメディアからインタビューを受けました。駕籠さんがあまりにも想像していたより生真面目で物静かな人なので取材相手が驚いているのが面白い。もっと面白い&危ないエピソードもあるでしょう?みたいな反応。
*スペインでは駕籠先生は“マンガの悪ガキ”と呼ばれているそうだ。
*スペインは”ウンコを敬う文化”があるので駕籠さんの作品は受け入れやすいらしい。

「何故カゴという名前にしたのか?」という質問が多く「僕は本名がマカゴなので」と答えると相手は「はあ…?」という拍子抜けな顔をするので妙だな~と思っていた所…
なんと! スペイン語で駕籠(Kago)=ウンコをする(cago)という意味だと聞き思わず本人納得。スペインではウンコしている小さな人形をクリスマスに飾るジオラマに隠すという習慣があり町中至る所にウンコ人形が売られている。またサンタクロースの風習が無いため代わりに木馬に顔が付いたようなカガティオ(注:ウンコおじさんの意味)がするウンコがクリスマスプレゼントとされています。子供たちはたっぷりウンコしてもらうためにクリスマス前からカガティオにご飯を上げ続け、クリスマスの朝になると「カガティオ~カガティオ~ウンコしろ~。甘くて美味しいお菓子を出すんだよ~」と歌いながら棒切れでボカスカ殴りカガティオにウンコ=プレゼントを出してしてもらう。という風習があるそうです。 
注:悪い子はウンコ(のようなお菓子:Turron)だけでプレゼントは貰えません。

しかし棒で殴るって…。やっぱり凄い国です。このような土壌だからこそ幼少の時代から駕籠真太郎を受け入れる体制ができていたとも考えられます。なんともハマりすぎな感じです。

今回取材受けた新聞社の記事「Monty Python en Japon」には大喜びの駕籠さんでした。

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  • プロフィール
駕籠真太郎 駕籠真太郎 SHINTARO KAGO

1988年「COMIC BOX」にてデビュー。以後、奇想漫画家としてエロ、グロ、猟奇のみならずSF、メタフィクションにまで至る作品を多数発表。近著に『すべての時代を通じての殺人術』 『ハーレムエンド』 『登校途中の出会い頭の偶然キスはありうるか?実験』、連載に『ディメンシャ21』(「コミックラウド」)他、「アックス」でも短編を毎号執筆。特殊玩具販売、同人誌『世界がもし100個のうんこだったら』企画・監修などの活動も精力的に展開。近年は海外評価も急激に高まっている。
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