ひとりの人間が一生かかっても観きれないほどの無修正動画が、
web上に無料であふれている2011年に、
1990年代のアダルトヴィデオ業界の話をして、
どれだけの人に理解してもらえるのか心もとないのですが、
これからみなさんが読むのはすべて、本当にあった壮絶な話。
かつて林由美香という人気女優がいて、
彼女とやりたいと思ったふたりの若手AV監督がいた。
そんなふたりのバカエロ思い出話は、
次第にドキュメンタリー映像論へと至る――「監督失格でもカメラは回り続ける」。
取材・構成=北尾修一
協力=松本祥子、杉山剛
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平野勝之1964年生まれ。AV監督、映画監督。幼少の頃よりマンガ家を志すが、19歳で映像作家に転身。プロデビュー作となるAV『由美香の発情期』では、当時人気絶頂だった林由美香に全裸で相撲取りの化粧まわしを着けさせ、路上ゲリラ撮影をおこなう。以降、『水戸拷問』『ザ・タブー』『アンチSEXフレンド募集ビデオ』といった「ヌケない傑作」を次々発表する。1997年、当時不倫関係にあった林由美香との北海道自転車旅行を記録した映画『由美香』が大ヒットしたのをきっかけに、「自転車3部作」(『流れ者図鑑』『白 THE WHITE』)をつくりあげる。そして11年ぶりの新作映画となる『監督失格』が、9月3日よりTOHOシネマズ六本木ヒルズにてロードショー。 |
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カンパニー松尾1965年生まれ。AV監督。1987年、AVメーカー“V&Rプランニング”に入社し、同社社長であり監督でもある安達かおるに師事。MTVに影響を受けたというスタイリッシュな映像感覚と、プライベート感あふれる生々しいハメ撮りで、後続のAV監督たちにはかりしれない影響を与える。代表作はバイクに乗って日本全国のテレクラとカレー屋をまわった『私を女優にしてください』シリーズ、『硬式ペナス』『テレクラキャノンボール2009』などなど。2003年、AVメーカー“HMJM”(ハマジム)を仲間と立ち上げ、現在も同メーカーから精力的に新作をリリース。座右の銘は「セックス、カレー、ロックンロール!」。 |
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1970→2005、全力疾走女優の生涯、全記録。最後のロング・インタビュー、雑誌連載コラム、200本以上のピンク映画全出演作とビデオ作品完全解説ほか収録。
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